「他の女なんか目に入らないし。
俺は姫が好きなの。」


まっすぐな言葉にあたしの気持ちも素直に口から溢れていく。


『あたしも…あんたが居なくなったらどうしようって思った。
本気で怖かった。
いつの間にかあたしも好きになってたみたい。』


あたしの言葉にパアッと嵐の顔が明るくなった。


「よっしゃー!!
めちゃくちゃ嬉しい!!
倒れて良かったー!」


大はしゃぎする嵐にあたしまで嬉しくなる。


ギュッと抱きしめられ、チュッと一瞬キスを落とされた。