カァッと赤くなったあたしを見て二人は、えぇ!?と叫んだ。
「え~意外…!」
「確かにかっこいいけどさぁ…」
どう反応すればいいか困っていると、タイミング良く教室に木村君が来た。
「…ん?
なんか盛り上がってたの?」
にこやかに話に入る木村君にあたしは決心した事を伝える事にした。
『木村君、あのね…今日の帰り聞いて欲しい事あるの。』
一瞬、驚いた顔をしたが、すぐに頷いてくれた。
そうか、あたしは夏木君の事好きになっちゃったんだ。
どうしよう…普通に接すれるかな?
木村君に告白の返事するのも心苦しいし、恋って大変なんだな…