「ばいばい、愛してる。」 ドアノブに手をのせると涙が出てきた。 もう後悔はしない。ばいばいしゅうや、愛してるけどあなたじゃないの。 ごめんね、しゅうや。 ドアを開けるとひんやりとした風が吹きほほをかすめる。 星が綺麗、 マンションは静かでハイヒールの音が響く。 起きてよ。ねぇ。 しゅうや…