「2000円バックゎおぃしぃ
よねぇー」

携帯ゲームに飽きたのか、
かおるゎりかに携帯を
返しながら言った。

「てか、バックって時給とゎ
別に2000円もらぇるって
ことだよね?」

お客さんからであろぅ
着信をりかゎ無視して携帯
をポーチにしまい込み
ながら聞いた。

「ぅん。そぉそぉ♪まぁ
言っちゃえばボーナスみたぃ
な感じだょぉ」

「りかさん」

急に名前を呼ばれたので
りかゎ少し驚きながら
その場に立ち上がった。

「は、はぃ」

「指名のお客様です」

背の高い男のボーイが
りかの名前を呼んだ。
ボーイゎホステスのお酒
を作ったりお会計などを
するいゎば、
裏方役だ。

「りか、がんばれぇ☆」
かおるゎニコっと笑うと
りかに手を振った。

「ぅん」

りかゎ客が待つ席へと
重い足取りで向かって行った。