まぁ元総長だしぃ?
あたりまえっちゃあたりまえだけど・・・。
懐かしいな
売られた喧嘩しか買わない絶対仲間は見捨てない、仲間を信じて絶対に皆を守ると誓ったあの日のことを忘れない。
そして・・・
あの人生を狂わせた日もまた・・・。
「ッ・・・何者でもない。ホントッに普通の高校生なの・・・」
少し泣きそうになった。
あの日のことを鮮明に覚えているからこそ思い出すほど泣きたくなってしまう
「・・・そぉか・・・」
私の言葉を聴いて納得はしてない感じだけど返事を返してくれる陸耶
「ねぇねぇ陸耶☆姫にしよぉー。姫制度うちにもあんぢゃん。帝王がつくったからさぁー俺らも取り入れたしねぇ」
ピクッッと『帝王』という単語で体が反応する。
「姫って私は・・・・私は姫になんてなる必要ないからならないよ」
ハッキリ答える私。ぢゃないと後々メンドイ
族関係になると見つかりやすいし。
「!!結!!姫制度のこと知ってるのか?!」
匠はビックリした顔で私を見る。