「ところで、アッシってそんなに嫌な人間なんですかね・・・」
ポチが悲しそうにつぶやく。
「・・・・」
無言の私とサブ。
そんな私とサブを恨めしそうに睨むポチ。
「何で否定してくれないんですか?」
『・・・・否定するところがないから。』
私とサブは、同時に答えた。
「アッシ、死んじゃおうかな・・・」
ポチが、上を見て、つぶやく。
「・・・・・」
当然、無言の私とサブ。
「・・・・止めないと死んじゃいますよ?」
ポチが、上を見たままで言った。
『止める理由がないから。』
またも、同時に答える私とサブ。