それが、裕紀にばれて…





このときの餅投げはいけないって言ってた裕紀。

今度は古い神社での餅投げがある。


それを投げるのは私じゃないのに。



『今度は行くから、俺んとこ投げてよ。手振るから。』


そんなこと言われても…。

手は振ってほしかったけど…。


『今度は私投げないんだぁ。』

『そっかぁ。』

『うん。でも来てね。』

『もう1人のひろきは?』


やっぱ、聞くんだ…。


小谷くんはくるか分からなかった。