頼まれてること??
ネイトがデレクに?

「何を・・・?」

「レイ・・・?」

「ん?」

「ネイトにレイと付き合うふりしてくれって」

ん?付き合うふり・・・?って

「えー?!何で?」

「分かんない。何も言ってくれないんだよ。」

何考えてんの?
ありえない・・・

デレクから重大ニュースを聞かされた私はすぐさま家に帰った。

家に着くなり、ドアをおもいっきり開けネイトを呼んだ。

「ネイト!!帰ってるんでしょ?!ネイト?!」

「うるせーな、何だよ。俺今から祝賀パーティ行くんだけど」

「デレクに何であんなこと頼んだのよ」

「デレク?頼んだ?ああ、あのことか」

「あのことって何よ」

「お前、デレクのこと嫌いなのか?」

「き、嫌いじゃないわよ」

「じゃあ、怒る必要ねーだろ」