あからさまに、制服のスカートを持って、くるんと一回転してみる。 桜井くん、どんな反応してくれるんだろ…。 可愛いって、言ってくれるといいな…。 だけど、桜井君の答えは、あたしの理想とかけ離れたものだったんだ。 「…別に。どうでもいい。」 思わず、目を丸くしてしまった。 だってだってだって。 それはないでしょ?? この時を楽しみにしてたのに…。 ヒドすぎる。