よかった。これであたしのクラスは優勝だ。


そう一息ついたときだった。


――グラッ


視界が急に大きき揺れた。


やば。ちょっと本気出し過ぎちゃったかな。


それが最後だった。


「笑ちゃん!?」


クラスの子の叫びとともに、あたしは意識を失っていった。