『別にっ!!』

「そっか。」

『……。』

「……。」


会話が途切れてしまう。


だけど気まずいような空気じゃなくて。


とても穏やかな優しい沈黙。




「…なぁ。」


隼人が口を開く。


『何??』








「キスしていい??」







そういった隼人の口はなんだか熱を浴びているように見えた。


なんだか妙に色っぽい。








『…いいよ。』