「また、2人でこような。」 …「また」 あたしたちに「また」はくるのだろうか。 今日という日はすごい楽しかった。 でも楽し過ぎた分怖い。 いつか離れるときがくるのが。 ――時間が止まればいいのに。 こんな柄にもないことを思ってしまった。 考えないようにしようって思ってるのに考えちゃう。 「死」について。 こんなんじゃダメだ。 あたしが前向きにならなくっちゃ。 治るものが治らなくなっちゃう。