★笑目線★ 「前田さん。前田さん。診察室にお入り下さい。」 病院のアナウンスが流れる。 とうとうあたしの番なんだ。 あたしは診察室にいくために重たい腰をあげる。 なんだか…足が震えてる気がする。 まるで足が行きたくないって行ってるみたい。 変なの。 心の準備はちゃんとしてたはずなのに。 今さらながらびびっているあたしがいる。