あ…。

そうだった。そうだった。


すっかり忘れていた事実に、あたしは罰が悪そうな顔をする。


確か、この前受けた検査結果を、聞きにいくんだよね??



「なるべく早く行くから、準備しなさぁーい」

『はーい。』



とりあえず良い子なお返事をして、あたしは二回の部屋へと駆け上がった。



…正直、病院に行きたくない。


やっぱり自分は病気なんだな、って痛感するんだもん。



それに…、今回の結果は、なんとなくだけど、余りいいものではないような気がするから。