「たまには、無視しないであたしと話そうよ★」



…いい加減、うざい。


一体、いつになったらあきらめてくれるのだろうか。


俺の堪忍袋はもう、張り切れる寸前だ。


「あ、そうだ。今日の昼休み、屋上来てよ。話があるんだ。」



…はぁ??


俺は眉間にシワを寄せる。


んなもん、誰がいくかってーの。



「ま、そんなこと言ったって隼人くんは来てくれないんだろうなぁ。」



加藤はあからさまに悲しそうな表情を作って、俺をみてくる。


その表情といい、全てが白々しくてムカつく。



だいたい、当たり前だし。


つうか、わかってるなら言うな!!



「ま、隼人くんがそのつもりならこっちにも考えがあるけど♪」