「笑。隼人くんたちのとこ行ってきたら??」 麗奈があたしを気遣いながら言う。 そりゃあ…あたしだって見に行きたいよ。 でも、いくらなんでも、告白してる途中に邪魔するなんて、気が引ける。 「余計な心配しないで行ったら??」 麗奈は、あたしが何を考えていたか予想がついてるみたいだ。 そんなちょっとした麗奈の言葉で、あたしの気持ちは揺らいでくる。 でも…、 『あたしは…いかない…よ。』