『おい。だれもそんなこと』


言ってないし、と言おうとしたところ。

「桜井君が、
加藤さんもどう??って言ってくれたのー」


加藤によって遮られる。


…完璧にペースを掴まれてる。


っていうか、誰がそんなこと言ったんだよ!!



「そうなの??隼人。」

『違うに決まっ』
「もちろん。そうでーす。」


来るとは思ったが、またもや俺の言葉は加藤に遮られた。



…コイツ。

まじムカつく。



「そうなんだ。…じゃ一緒に食べよっか。」


…って、前田も何認めてんだよ。


そう思いながら、心のなかでツッコむ俺。



こうして、結局3人でお弁当を食べることになってしまった。



     ★★★