それは一瞬のできごと。 すぐに隼人の唇は離れていってしまう。 …やばい。 心臓が、すごくバクバクいってる。 それに唇… すごい熱い。 あたしが顔を上げると、隼人と目があった。 なんだか…すごく照れくさい。 あたしはすぐに目をそらしてしまった。 なんか…隼人を直視できない!! 「あー!やべー!めっちゃ緊張したぁ。」 突然、隼人が大声を出した。 あたしはビックリして隼人の方を向く。