~♪
一分も経たないうちに、携帯がなる。
それも、なぜかメールじゃなくて、電話の着信音だった。
…どうしよう。
さっきと違う緊張感が芽生える。
だってこれ、前田からの初電話じゃん。
俺は前田との「初めて」が増えて嬉しくなった。
だけど、それに比例するように、どうしようもない緊迫感に押しつぶされそうだった。
『…もしもし??』
緊張したまま、受話器に耳を傾ける。
「あ。隼人!!突然電話してごめんね。デートの誘いが嬉くって、電話しちゃった!
…デート、絶対いこうね!!」
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…