授業が終わった後わたしはさっきあったことを
全てひかりに話した。

ひかりは「うんうん」とわたしの話を聞いていた。


そして全ていいおわり「はあー」
とわたしは溜息をついいた。


「とりあえずさー、何?凛玖は高鈴君と知り合いとかではないわけ―?」

「うん」

「ほんとにー?」

「ほんとに!」


ひかりも溜息をつく。


「第一印象がうるさかったんかなぁ?」

わたしが言うと

「そぉは見えなかったけどね?」

ひかりはだったらあたしのがうるさかったし 笑

と言った。


「ま、気にしないようにするよ―・・・」

「うん!それが一番だね!」



結局何が何だかわからないままわたしは二学期の初日を終えた。




「凛玖ばいばーい!」

「ばいばーい!」


ひかり、新、大輝におっきく手を振って別れ、わたしは
いつもの道を帰っていた。


なんてことない普通のいつもどおりの道。


わたしはふいに後ろを見た。


すると、


「え”!」

わたしは思わず声をあげた。

だって!あいつがわたしの後ろ少し離れたところを何食わぬ顔で歩いていたのだ。


わたしの反応に気付いたあいつはわたしのすぐ真後ろまで寄ってきた。



そして、少し微笑んで、

「どーも」

と言った。


「な!なんであんたがココにいんの!?」

「は?いちゃ悪い?」

う”・・・

「ほら。言い返せない。」

「う、うるさい!」

なにコイツ・・・

「別に、あんたよりうるさくないけど?」

カッチーン!

「あのね~!?あたしあんたにそんなこと言われる覚えないんですけど!!」

「なに怒ってんの」

「怒ってない!」

やばい・・・ なんかわたしらしくない・・・
こんなにムキになって。