「そのきょどりがあやしーのよ」

ひかりの攻めが続く。

「はいはい!やめやめ!
だいたいわたしと新がくっついたりしたらあたしのペースが
おかしくなっちゃうよ」

わたしがそぉ言うと、

「わああ、でた!凛玖のペース!!」

ほんとだ!でたでた 笑

そんな目で新と大輝もわたしを見る。


「別にいーでしょお!?」
わたしがすかさず反論すると・・・

「はいはい!怒んないで―☆凛玖!」

ひかりがわたしに抱きつく。

「怒ってないわよー」

「おい!ひかりはオレのだぞ!いつまでくっついてんだよ―」

大輝がふざけていう。

「あ、おい!授業はじまるぜ。はやくいこ」

新の言葉を合図にわたしたちは教室を出た。



その時・・・


「!!」

わたしは足を止めた。

転校生の高鈴くんがわたしの行く手をふさいでいたからだ。

「えーっと・・・」

わたしは何が何だかよくわからずそぉ言った。

すると・・・


「ねぇ。」

高鈴君が声を出した。

「はい?・・・」

わたしは少し小声で返事を返した。

そして、高鈴君が少し表情を緩めた。


あ、きれーな顔・・・
確かにかっこいーよね・・・


そんなことを思いながら高鈴君を見る。

高鈴君が口を開く。

そして、放った言葉。

「あんたって、うるさいよね。すっごく」

・・・は?

え?なに?なんて言った?この人。