「受験終わったばかりなのに来てくれてありがとう」

桜ちゃんは深々と頭を下げる。

「いや…知樹が誘ってくれたから」

僕は俯いた。

顔が赤くなるのがわかる。



「…何と言ったらいいのか」

僕は頭を掻いた。



恥ずかしくて、真っすぐ見つめられない!!