「ごめんね、部活中に。」 「あ~、別にいいよ。 アメリカ行く準備をしなきゃいけないし、 どちらにせよ部活を休まないといけないし。」 「本当に忙しいのにごめんね。」 「なんで、そんな謝るんだよ。別にいいって。」 流本がおかしそうにくくくっと笑う。 「っで、どうした? こんな所に呼び出して俺に告白か?」 げっ、当たり…。