「あ~、あの子っしょ?




白杉さんと一緒にいる。



最近見かけないけど、



この前、荒月の家に行くって言ってた時に流本の隣にいた…。」





二人ともよく見てるなぁ~…。




って、私って感心してる場合だっけ?






「あんな子に遠慮なんかしなくていいよ!



つか、友達だろうがなんだろうが



恋の敵だったら関係ないの!負けちゃダメだよ!」




西塔さんが隣で訴える中、




隣では佐倉田さんが誰かに電話している。



(というか、学校にケータイを持ってきちゃダメでしょ。)