「澪のせいじゃねぇよ!それより風呂入るぞ」
廉はあたしの手を引いて、バスルームに促した。
「……一緒に入るの?」
そう尋ねると、彼がフッと笑った。
「今夜はお仕置きだ、って言っただろ?」
「もうっ……!」
膨れっ面のあたしに、廉が軽くキスをした。
「冗談だよ。俺は、明日の仕事の事で電話して来るから、澪は先に入ってろ」
彼はそう言うと、脱衣所から出て行った。
何だ……
一緒に入らないんだ……
あれ……?
心のどこかでガッカリしている自分(アタシ)がいる事に気付いて、思わず笑いが込み上げて来る。
いつの間にか、あたしは廉と一緒にお風呂に入る事を嬉しく思っていたのかもしれない。
廉はあたしの手を引いて、バスルームに促した。
「……一緒に入るの?」
そう尋ねると、彼がフッと笑った。
「今夜はお仕置きだ、って言っただろ?」
「もうっ……!」
膨れっ面のあたしに、廉が軽くキスをした。
「冗談だよ。俺は、明日の仕事の事で電話して来るから、澪は先に入ってろ」
彼はそう言うと、脱衣所から出て行った。
何だ……
一緒に入らないんだ……
あれ……?
心のどこかでガッカリしている自分(アタシ)がいる事に気付いて、思わず笑いが込み上げて来る。
いつの間にか、あたしは廉と一緒にお風呂に入る事を嬉しく思っていたのかもしれない。