「ヒカル!!私、あんたが私を好きだって言ってくれて、嬉しかった!利用してって言われたとき、戸惑ったけど、優しいなって、きゅんとした!別れようって言ったとき、すっごい哀しかった!胸が苦しかった!」




ヒカルは、足を止めない。

まだ赤信号…





私とヒカルの距離は、どんどんどんどん、遠くなる。



これが、結果なの?




「私…、私…わがままでも…バカでも…都合のいい女でもいい。」


声が、涙と鼻水で掠れて‥うまくでない。



涙で、前が‥ヒカルが、よく見えないや―…。


私は、声を目一杯しぼりだした。


「私…ヒカルが好きなんだよぉ!!いつの間にか、マスの存在越してたんだよぅ!!ッうぇー…」


泣こうとしたとき…




ふわっ





「‥ふぇ??//」