「真衣っ!ちょっとトイレ行ってくるね!!」




あたしは袋ごと抱えて立ち上がった。





「え?試合までもう時間ないよ――……
ってちょっと紫乃ーー??!」









真衣の制止も聞かずに
タオルをしっかり抑えながら


校舎内に入っていった。