「ん~1のEだったかな?」
やっぱり…たくみの姉ちゃん。
このいかつい女の人とたくみが…
「何?うちの弟と知り合い?」
知り合い?知り合いどころか毎日のように一緒につるんでるなかですけど。
「知り合いですよ~結構なかいいですよ」
といって苦笑いをする私。
「そうなんだ~うち中学んときたくみと付き合ってたよ」
いきなり実の姉の前で暴露するななせ先輩。
ゆりあさんは「まじで~?今日帰ったら聞いてみよ」とか言ってる。
たくみ…ななせ先輩みたいなのがタイプなんかな?
ななせ先輩ははっきり言ってあんまりかわいくない。
太ってるし…こんなこと言えないけど。
他愛もないあことを話してると時間があっという間にすぎた。
携帯を開くと午後11時。
もう帰ろうかな~
「もう帰りますね。さようなら~」
そう言い残して急いで家の中に入る。

がちゃっ
家に入った瞬間仁王立ちをしている美咲ちゃん。
やばっ何にも言わずに家でてきちゃったからだ。
おそるおそる「ただいま~」と言ってみる。
「ただいま~じゃないでしょお?どこ行ってたの。どっか行くときは言いなさいってば、いきなり扉開いたら私がゆっくり眠れないでしょうが」
なんか理由おかしくないか?
疑問におもいながらもあやまって部屋にもどる。
なんか疲れた。寝よっと~