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「沙良ー!!」

私は大きな声で沙良を呼んだ。
 
「綾ー!!どうしたの??」

そう普通にしてれば可愛いの。
すごくね・・・もてるしね♪

「あのね・・・えーと」

私はあの男の子を探した。
えーっと確か前から
1、 2 番目!!

「窓際の前から4番目の人!」
「えっ?小出諒也がどうしかしたの?」
「 小出・・・諒也・・・」

なんか聞いたことあるような名前。
でも思い出せない・・・。

「もしかして綾・・・あいつが好きとか?」
「ぶへぇ・・・!」
「変な声・・・!!綾可愛い顔してやばいよ!」

沙良の方が十分可愛いんですけど。
 変な声出たのはず・・・図星だから!!