「歌音、利奈、いつもの空き部屋まで今からつきあってくれる?」
学校で作業する時は大抵図書室上の空き部屋を使う。その時親友の歌音や利奈がアシスタントをしてくれるのだ。
「つきあうのはいいけど、教室じゃダメなん?たまに先生うろついてっからめっかったら厄介だよ?」
だよねぇ~、確かに先生にめっかって事情話してっと面倒だし何より私の仕事がバレるからやだし。やっぱり教室でやんなきゃかなぁ。
「ゴメン、やっぱりここでやるよ。」
「いいの!?みんなに仕事バレるよ?」
「それもそうだし・・・、どうしたらいいんだろう?」
「確かにミハルがMILROだと知られたら厄介だからねぇ。ただでさえMILRO人気なのにミハルがそれだとバレたら授業とか自習どころじゃないしね。」
り、利奈、声大きいんだけど・・・。
え?三好があのMILRO?まさかなとかそんなヒソヒソ話がちらほら。どーしたらいいんだろう。フツーに授業してくれた方がよかった(泣)
「ちょっと待った。ミハルちゃんがMILRO?な訳ないじゃん。ミハルちゃんって確かに絵はキレイだしMILROみたいな絵描くけど、それって授業中の落書きだけだし。それに高校生で漫画家とか聞いたことある?きっと利奈ちゃんはMILROがミハルちゃんだと思い込んだんだよ。」
そーいやそうだよな。とかなんだそんなことかよってみんなその場でくっちゃべる。よかった。バレずにすんだ。
助け船を出してくれたのは隣の席の立向宇闘馬君。
「とりあえずよかったかな?」
「あ、ありがと。助かったよ。」
ヤバい、やっぱりここじゃ作業はムリだし。かと言って空き部屋まで行くのも危険、そうだ。いっそのことこの時間にやるのをやめよう。その方がいいや。
じゃあ何をしようか。考えずとも答えは出てる。そう、次のストーリーのネタを専用のノートに記すのだ。
昼休み、例の空き部屋で作業を始めよう。
うん。まぁこんなもんかな。あとは、帰って済ませよっと。
ピンポンパンコン
『え~第2演劇部員に連絡、第2演劇部に連絡。第2演劇部は放課後第2演劇部部室に来るように。』
学校で作業する時は大抵図書室上の空き部屋を使う。その時親友の歌音や利奈がアシスタントをしてくれるのだ。
「つきあうのはいいけど、教室じゃダメなん?たまに先生うろついてっからめっかったら厄介だよ?」
だよねぇ~、確かに先生にめっかって事情話してっと面倒だし何より私の仕事がバレるからやだし。やっぱり教室でやんなきゃかなぁ。
「ゴメン、やっぱりここでやるよ。」
「いいの!?みんなに仕事バレるよ?」
「それもそうだし・・・、どうしたらいいんだろう?」
「確かにミハルがMILROだと知られたら厄介だからねぇ。ただでさえMILRO人気なのにミハルがそれだとバレたら授業とか自習どころじゃないしね。」
り、利奈、声大きいんだけど・・・。
え?三好があのMILRO?まさかなとかそんなヒソヒソ話がちらほら。どーしたらいいんだろう。フツーに授業してくれた方がよかった(泣)
「ちょっと待った。ミハルちゃんがMILRO?な訳ないじゃん。ミハルちゃんって確かに絵はキレイだしMILROみたいな絵描くけど、それって授業中の落書きだけだし。それに高校生で漫画家とか聞いたことある?きっと利奈ちゃんはMILROがミハルちゃんだと思い込んだんだよ。」
そーいやそうだよな。とかなんだそんなことかよってみんなその場でくっちゃべる。よかった。バレずにすんだ。
助け船を出してくれたのは隣の席の立向宇闘馬君。
「とりあえずよかったかな?」
「あ、ありがと。助かったよ。」
ヤバい、やっぱりここじゃ作業はムリだし。かと言って空き部屋まで行くのも危険、そうだ。いっそのことこの時間にやるのをやめよう。その方がいいや。
じゃあ何をしようか。考えずとも答えは出てる。そう、次のストーリーのネタを専用のノートに記すのだ。
昼休み、例の空き部屋で作業を始めよう。
うん。まぁこんなもんかな。あとは、帰って済ませよっと。
ピンポンパンコン
『え~第2演劇部員に連絡、第2演劇部に連絡。第2演劇部は放課後第2演劇部部室に来るように。』