そういうとごろつきの1人がセロの胸ポケットからバラを取り放り投げる。
「なっ・・・杏香様からいただいたバラをも・・・!堪忍袋の緒が切れた。赦さんぞ、貴様ら!!!」
!!!セロは四肢を縛る鎖鎌のうち両手の鎖を手繰り寄せ一気に2人を撃破し更に右足の鎖を引き寄せまた1人、1人をボール代わりにシュートしまた1人、宙を舞うバラをキャッチするや最後の1人をバックトルネードで沈める。5人を沈めるのにかかった時間はわずか10秒。バラが落ちないために勝負を急いだと言うがスゴい。まぁ私も負けてられない訳でスキを突いて大将を撃破する。









撃破された松平に電話が来てるようだ。
『よう大将。』
「徳川氏か。」
徳川?そーいえば松平にはあと1人幕僚がいた気がするが徳川ってのがそれで陣営の連絡ってとこか?
『アンタいい道化だったよ。欲を言えばもう少し粘って欲しかったがね。そうさなぁ、ここで演劇部が共倒れになってくれれば藤林杏香を楽に料理できたんだが。』
「まさか藤林杏香を演劇部ごと潰すために我々を利用したと言うのか!」
『その通りだよ。』
よくはわかんないけど徳川って幕僚は自分の戦力を踊らせて私たちと共倒れさせようって魂胆だったらしい。
「よくも、よくも我々の想いを利用したなぁぁぁママに言いつけてやる!」
『そんな物言いだから踊らされんのさ。』