「ねっ?今日私の家に来ない?お母さん達が彰汰を連れてきてって煩くて……」






葵の両親と俺の両親は仲がよく、毎日のようにお互いの家に行く




そして俺は葵の両親に気に入られている






モチロン俺は“表”の顔。




「はい、分かりました。では行きましょうか」



俺は笑顔で校舎へと向うと葵は「待って」と言いながら俺のあとを追ってきた