――――――――――――――― 「……ん…」 ここ何処だろ? この薬品の匂いは保健室……? 「やっと起きた。」 ……? 私はそう言った声の主を頭を動かして見た。 そこには、私の王子様の… 「彰汰っ!」 「そんな驚くなよ」 彰汰は私が寝ているベッドの上に腰を下ろした。