ベッドの上のケータイが鳴った。

〜♪〜♪〜♪

ケータイを開くと
「着信中 鈴木由那」の文字。

「はい、もしもーし」

「あっ、未希?まだ起きてて良かったあ!!」

すごく嬉しそうな声。

「どしたの?こんな時間に。」

「あのさ、明日どっか行かない?
未希の恋を応援しようって事で」

「ダブルデートでもすんの?」

「いやいやそーゆうんぢゃなくて
可愛い服でも買いに行こーよ★
なんだったらネイルでも行くぅ?」

「なにそれっ笑」

由那は常に気まぐれ。
だからこうやって遅くに電話してきたり
意味分かんない事言ったりしてくる。
でもそんなとこが好きだったり。
由那とは高校に入ってからの友達で
アタシが1番信頼してる親友って奴。笑

「とりま遊ぼー♪
明日ヒマなんだもん…」

「わかった★ 遊ぼ遊ぼ〜」

「やったあ〜 ぢゃあ明日9時
駅前でよろしく♪」

「はーい、ばいばーい」

明日何着ていこうかな。
髪型どうやっていこう。。

アタシは悩みながら
クローゼットを開けて
服を選びはじめた。




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