「す、すげぇな」

「う、うん」

デステニィーランドに着いた俺たちは絶句してしまった

「人多すぎだろ」

半端ない数の人間が入り口に集まっていたのだ

最後尾に並ぼうとすると奏は1人でスタスタと歩いている


急いで走って奏を捕まえた

「何やってんだよ!!」

「な、何って入ろうとしたんだよ?」

「後ろに並ばなきゃいけないんだよ」

「ふーん。めんどくさいね」

戻るとさっきよりも列が長くなっていた


中に入れたのはそれから一時間後だった