「祐、明日なんだけどさ」

突然奏の方から切り出して来た
やっぱ明日は行けないよな

「ああ、わかってる。
母さんに頼むから心配するな。
それと今日から俺はリビングで寝るからそっちの方も心配ないから安心して寝てくれ」

俺は無理矢理笑顔を作って奏に言った

一気に嫌われたからな
近くに居るのも嫌なんだろうな

奏が戻ってくるのはこの部屋しか無いもんな


「あと、この部屋も自由に使っていいからな
極力この部屋に入らないようにするからさ

今さらだけど朝はホントごめんな」


そう言って俺は部屋を出ていった