ん…いつの間にか眠っちゃったんだな
奏は…いないか
いない方が気が楽だったりする
「祐、いい加減起きなさい!ご飯よ!」
「ああ!いまいく!」
また奏と顔を合わせるのか…
何か気まずいな
下に降りると俺以外が飯を食べ始めていた
今日はカレーか
好きなんだけどな
好きな物も気分が落ち込んでれば美味しくも感じない
「明日祐と奏で奏の生活用品買ってきてよ。お金は渡すから」
「わかった」
返事しちまった
このままで明日買い物なんて行けんのかよ
飯を食い終わり部屋に戻って返事をした事を後悔してると奏が戻ってきた
会話もなく奏はゲームをやりはじめた