俺が考え込んでると目の前から声がした

「どうしたの?」

「うわぁ!早くねぇか!?」

「そう?1時間位入ってたけど…」

そうか俺はそんなに…

「ワリィ、ちょっと考え事してたんだ」


今さらだが
コイツ結構可愛いな

髪は栗色でセミロング
顔は美人とかよりも可愛い系かな

こんな娘に一体何があったんだろう

「何?人の顔じろじろ見てきて」

「ああ、すまん。
それと話があるんだがいいか?」

「…うん。いいよ」

「お前の家出の理由についてだ」

俺がそう言うと彼女の表情は一気に曇っていった