「あんな、私の友達の亜月知ってるやろ?」
「うん。」

「その亜月が好きな人が出来たって教えてくれてんな。」
「うん。」

「で、私も自分のことみたいにうれしくて応援するって言ってんな。でも、ある日見せてくれた待ち受けに…」


私は言葉に詰まった。
するとお姉ちゃんが

「大丈夫。ゆっくり話してみ。ほら、深呼吸。」


私は深呼吸してまた話し始めた。