私たちはとにかく走った。
気がつくとそこは悠哉とよく来た公園だった。






「ハァハァハァ…これでもう…ハァ…大丈夫や!!」

そう言う声の方を向くとそれは悠哉だった。

「何で?何で悠哉がおるん?何で助けてくれたん?私たち別れたんじゃなかったん??」

「それは誤解なんや!俺のケータイ、優奈も知ってる亜月が持ってて、優奈に対しての嫉妬から俺に似せてメールをしとってん。だから俺の気持ちは全然変わってへん!俺は優奈のことがほんまにめっちゃ好きやねん!!!」