ピピピピピピピ


「…」



なんか


眠った気がしない…





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『君が後悔することになっても…
知らないよ…?』



先輩の顔は見えないまま、声だけが聞える。


『…なんでもいいです。

私、好きになってもらえるように頑張ります』



そう言うと先輩は一旦私を抱きしめるのをやめて、やっと私を見てくれた。




そして


なんとも言えない悲しい顔で笑ってた。




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「あーっ…

今考えたら死ぬほど大胆なアタシ…!』