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「ふぁ…」


温かい日差しについ欠伸が出た。


「よっ遅寝遅起!今日は遅刻しねーのか!」

「うるさいねー、あんたは朝から」

「元気と言いなさい。」



自転車で私の前に現れたのはタロー。


「乗せてってよ」

「お願い優しくてイケメンな蓮太郎様!とお願いしたらいいよ!」

「お願い、馬鹿で阿呆で並真っ只中の蓮太郎君。」

「ひ、ひど…!」


無理矢理タローの後ろに乗って速く走れと後ろで騒ぎながら学校に向かう。




「こーゆうことは恋人とする事だぜ?」

「いいの。タローは私の下僕だから」

「あー…ナルホドネー…」