そして今日は私たちの卒業式が行われた






私はケンとケンの第二ボタンは私がもらう約束をした






何もしらないサトミは



『ミサ!!!私,今日ケンに告白しようと思うの!!!第二ボタンくれるかなぁ???』





『うん…サトミなら大丈夫だよ…』



苦笑いをする私



サトミは不思議そうに私の顔を覗きこんできた





『ミサ???? どしたの??? え…??なんで泣いてるの??』









静かな教室の床に私の涙が落ちる






『サトミごめん。私ね,三ヶ月前からケンと付き合ってるの。ほんとにごめん。でも,サトミなら…………ッ』







ドンっ







一瞬自分が何をされているのか分からなかった






ただ自分が床のうえに倒れている






あぁ,サトミに押し倒されたんだ




って一時してから分かった







するとサトミは私の制服の胸倉を掴んで持ち上げた




セーラーのボタンがブチブチ音をたてて外れる









『なんで………。』





『え?…。』







『なんでよ?????!!!!』




サトミは凄い勢いで私に怒鳴りつける







『ミサ協力してくれるって言ったよね?????嘘ついたの??ねぇ!!!……ねぇ!!!』