「ところで翔、お前もうすぐ死ぬぞ。」
「は?!」
何言ってくれちゃってんだ、じじい!
「本来の死期はもっと別なはずなんじゃがのう。なんでかのう。」
いやいや、そんなことどうでもいいじゃない。なんでかなんて後でいいじゃない。
「わしと会ったせいかのう。」
だーかーら、今はいいって…
ってなにいぃい!!??
「あんたと会ったせいだって?!
おい、どーしてくれんだあぁ!!」
「まあまあ、落ち着きなさい。」
落ち着いてられるかってんだ!
やっぱ幽霊、悪霊か!
俺はどーすりゃいいんだよぉ。
…って待て待て。
なに俺信じちゃってんだか。じいさんの戯言!世迷い言!