「は…?」


「見えとるんじゃのう。くっくっ。こりゃまた珍しい人間がいたもんじゃ。」



…何言ってんだ?このじいさん。

普通のやつには見えない、ってことはもしかして幽霊…とか、、

いや、まさかね!まさかね!
俺そういうカンはまるでないし!うん、ないしっ!

いやいやでもよ…
よく見たら、このじいさん、、濡れてないんですけどおおぉおっっ!!


逃げるしかねえっ!




「おい、待て。ダッシュかけるんじゃない。落ち着きなさい。」


いーやー!
肩から手え離してくれえ!