「あっ・・・。」


私とジュンの目が合う。

恥ずかしい。

でも、見ていたい・・・。

私は思わず、息を呑んだ。

このドキドキが聞こえてしまいそうで、心臓が止まっちゃえばいいとさえ思った。


「ユウちゃん・・・?」

「ジュンくん・・・。」


どうしよう。

好き・・・。


その言葉を思い出すと同時に私の体は熱を増す。

ドキドキ・・・ドキドキ・・・。


そこに、カランカラン♪

ドアが開く音がした。


「ジュン、いるのか?」

「あぁ、ツリーがまだ途中だよ。」


どうしよう、誰かが入ってくる。