「お前だよお前!」


『は?』


一瞬何の事を言ってるのか分からなかった。


「相変わらず小せぇ~なお前は。つーかまた縮んだんじゃねぇの?」


意地悪く笑いながら頭をポンポンと叩く。


『んな…!縮んでないし!
智也だってりっちゃんより小さかった癖に!』


手を払いながら言う。


智也は中学の時、りっちゃんより小さかったんだ。


「今は、俺の方がでかいし!ちなみに今、170あるから!」


『嘘!いつの間に!…昔は同じ位の身長だったのに!』


ショックを隠せないあたし。