「なぁに着ていこっかな~♪」


『あたしはこないだ買ったお気に入りの服♪』


「アレあたしも狙ってたのに恋花が先に買っちゃったんだもん!」


『早い者勝ちだし~♪』



ぷぅっと頬を膨らませる
好花の頬をプニプニと笑いながら触って見せた。



「あ!早く!間に合わない!」

『待って!髪巻くから!』

「あたしもう巻きおわってるよ!とっくの昔に!」


『好花だってまだ着替えてないじゃない。』



「あ。」



『ったく子供なんだから。』