夕方になって私は目が覚めた。
もう、本当に忘れなきゃ。
私は銀次…山野にメールした。
長い文章の中に沢山の思いを
交えたメールを送った。
やれるだけのことはやった。
だから後悔はない。
メールが来た。
『いつまでも、ずっと俺の
友達でいてくれよ?
今までの思い出、俺も
忘れないから美幸も
絶対忘れないで。
大人になったら笑って
思い出話しよう?』
涙がこぼれた。
だけどこれは悲しい涙じゃない。
新たに生まれた友情に
私は笑った。
#
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…