『銀次って呼んで?』
自然と口角が上がる。
私はいつからこんな
キャラになったのだろう。
「…え?3時?」
銀次とメールをしていると
時間が過ぎるのが早い。
「そろそろ寝るねっと」
1分後また返事が来る。
『おやすみ、美幸』
そしてまた口角が上がる。
明日からの学校生活は
今までとは少し違う。
まだ席替えをする前だから
銀次とは最後の隣だ。
銀次と席が離れて喜んでいた時の
自分にとても腹がたつ。
それより知恵や雅は
どんな反応をするかな…
私は小さな幸せを
身に染みながら
眠りについた。
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